愛とマジックショー(2)
気がついたらかなり放置気味だったので少しずつでも更新しなきゃ……
短い上にエロなしですが、ちまちま続きを書く予定です。
短い上にエロなしですが、ちまちま続きを書く予定です。
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クラスメイトたちは、目の前で起こっている信じがたい光景に目を丸くした。
あの恥ずかしがり屋の高原が教室の真ん中で両手を大きく広げ、自分のブラジャーを見せ付けている。
その異様な光景に、誰もが声を発することができずにいた。
その沈黙を打ち破ったのは愛だった。
「――きゃあああ!?」
真っ赤な顔で悲鳴を挙げ、胸を押さえる。この状況で驚くなという方が無理な話だろう。
その隙を突いてリズはブラジャーをひょいと奪い取ってしまう。
「り、リズちゃん、お願い返してっ――!」
両目にうっすらと涙を浮かべながら右手を伸ばして自分の下着を取り戻そうとする。
そんな愛をからかうようにリズはひらひらとブラジャーを振りながら、落ち着いた笑みを浮かべた。
「ふふ……アイ、予想以上の反応ありがとうゴザイマス。本当に信じてしまいましたか?」
「え……?」
リズの返答に面食らった愛は、慌てて左手の人差し指でブラウスの胸元を引っ張って中を確認する。
「あっ――あれ?」
そこには、先ほど抜かれたと思ったブラが白い生地を覗かせていた。
「ふふふー。今のは、本場でも余興として非常にポピュラーな奇術ネ。
ミナサン驚いていただけましたか?」
呆気に取られていた生徒たちもリズの言葉に我に返ったらしく、一瞬遅れて教室中で拍手が沸き起こった。
「ンー。ミナサン喜んでいただけたようで何よりです。アイも、ありがとうございました!
本番でも、この調子で宜しくお願いしますね?」
「あ……う、うん……」
愛の右手を取って恭しく頭を下げるリズ。
あっさりと引っかかってしまった恥ずかしさも相俟ってか、愛は思わずその調子に気圧されるように頷いてしまう。
「それでは、今日はここまでにしておきますね☆
本番ではもっとミナサンを驚かせて差し上げますので、楽しみにしていてクダサイ!」
笑顔で軽く会釈するリズの様子に、クラスメイトたちは大いに胸を膨らませるのであった……。
クラスメイトたちは、目の前で起こっている信じがたい光景に目を丸くした。
あの恥ずかしがり屋の高原が教室の真ん中で両手を大きく広げ、自分のブラジャーを見せ付けている。
その異様な光景に、誰もが声を発することができずにいた。
その沈黙を打ち破ったのは愛だった。
「――きゃあああ!?」
真っ赤な顔で悲鳴を挙げ、胸を押さえる。この状況で驚くなという方が無理な話だろう。
その隙を突いてリズはブラジャーをひょいと奪い取ってしまう。
「り、リズちゃん、お願い返してっ――!」
両目にうっすらと涙を浮かべながら右手を伸ばして自分の下着を取り戻そうとする。
そんな愛をからかうようにリズはひらひらとブラジャーを振りながら、落ち着いた笑みを浮かべた。
「ふふ……アイ、予想以上の反応ありがとうゴザイマス。本当に信じてしまいましたか?」
「え……?」
リズの返答に面食らった愛は、慌てて左手の人差し指でブラウスの胸元を引っ張って中を確認する。
「あっ――あれ?」
そこには、先ほど抜かれたと思ったブラが白い生地を覗かせていた。
「ふふふー。今のは、本場でも余興として非常にポピュラーな奇術ネ。
ミナサン驚いていただけましたか?」
呆気に取られていた生徒たちもリズの言葉に我に返ったらしく、一瞬遅れて教室中で拍手が沸き起こった。
「ンー。ミナサン喜んでいただけたようで何よりです。アイも、ありがとうございました!
本番でも、この調子で宜しくお願いしますね?」
「あ……う、うん……」
愛の右手を取って恭しく頭を下げるリズ。
あっさりと引っかかってしまった恥ずかしさも相俟ってか、愛は思わずその調子に気圧されるように頷いてしまう。
「それでは、今日はここまでにしておきますね☆
本番ではもっとミナサンを驚かせて差し上げますので、楽しみにしていてクダサイ!」
笑顔で軽く会釈するリズの様子に、クラスメイトたちは大いに胸を膨らませるのであった……。