怪盗ジンジャーブレッド(4)
というわけで、怪盗ジンジャーブレッド最終話です。
ようやく最後まで書き終わりました。
「い、いや……ダメぇっ!」
少年の全身に絡みついた蔦から次々とピンク色の花が咲き乱れる。
呼吸を止めようとしても、否応なしに花の甘い香りは少年の鼻腔をくすぐり、また全身のむき出しになった皮膚からも遠慮なく侵入し、刺激的な快感を強制的にもたらしていく。
「あ……あぁ……!」
先ほどと同じ、いやそれ以上に激しい快感の奔流が少年の全身を襲う。
一度精を放ったために大人しくなっていたはずの秘所が、再び主の意思を無視して膨張を始める。
その変化に気づき、少年の身にどんな大変な状況が起こっているのか知る由もない警備隊長が顔を赤らめながら叫ぶ。
「きゃあ!? ちょ、ちょっとジンジャーブレッド! この状況でいったい何考えて――」
「み、見ないで……おねがい、目を、つぶってぇ……!」
もはやプライドなど忘れ去ったように涙を流しながら叫ぶジンジャーブレッド。
だが、この状況で見るなと言われてその通りに従うはずもなく。
隊員たちは、顔を背けるそぶりを見せながらもちらちらと、あるいはそのそぶりすら見せずに堂々と、少年が隠す術を持たないそこを鑑賞していた。
少年は蔦による拘束からどうにかして抜け出そうともがくが、当然のように蔦は今までと変わらずがっしりとジンジャーブレッドの体を捕らえて離さない。
ようやく最後まで書き終わりました。
「い、いや……ダメぇっ!」
少年の全身に絡みついた蔦から次々とピンク色の花が咲き乱れる。
呼吸を止めようとしても、否応なしに花の甘い香りは少年の鼻腔をくすぐり、また全身のむき出しになった皮膚からも遠慮なく侵入し、刺激的な快感を強制的にもたらしていく。
「あ……あぁ……!」
先ほどと同じ、いやそれ以上に激しい快感の奔流が少年の全身を襲う。
一度精を放ったために大人しくなっていたはずの秘所が、再び主の意思を無視して膨張を始める。
その変化に気づき、少年の身にどんな大変な状況が起こっているのか知る由もない警備隊長が顔を赤らめながら叫ぶ。
「きゃあ!? ちょ、ちょっとジンジャーブレッド! この状況でいったい何考えて――」
「み、見ないで……おねがい、目を、つぶってぇ……!」
もはやプライドなど忘れ去ったように涙を流しながら叫ぶジンジャーブレッド。
だが、この状況で見るなと言われてその通りに従うはずもなく。
隊員たちは、顔を背けるそぶりを見せながらもちらちらと、あるいはそのそぶりすら見せずに堂々と、少年が隠す術を持たないそこを鑑賞していた。
少年は蔦による拘束からどうにかして抜け出そうともがくが、当然のように蔦は今までと変わらずがっしりとジンジャーブレッドの体を捕らえて離さない。